PSAコレクターズクラブ 契約書

本 PSA コレクターズクラブ契約書(以下「本カスタマー契約」という)は、貴殿(以下「顧客」という)と Professional Sports Authenticators(以下「PSA」という)として事業を行っているデラウェア法人のCollectors Universe, Inc の間のものであり、PSA のカード・グレーディング・サービスの利用は、本カスタマー契約に記載の条項に対する顧客の同意を意味する。

1.PSAグレーディングサービス

(a) PSAコレクターズクラブのメンバーとして、 顧客は、PSAが随時規定する条項に基づいた PSAによる鑑定を受ける為、カードを提出することができる。 PSAは、現在 www.PSAcard.co. jpに記載した価格で、グレーディング(鑑定)及びその他関連のサービスを提供している。PSAは、www.PSAcard.co. jpに記載されたPSAグレーディングサービスの一部として申し込みを受けた場合、その期限(もしあれば)の中で、カードのグレーディングを行うよう努めるものとする。但し、顧客は、PSAが期限内にカードのグレーディングを行なえなかったことによる間接損害又は派生的損害について、顧客又はその他の第三者に対していかなる責任も負わないことを了承し、これに同意する。

(b) 本カスタマー契約に従って 顧客が行うカード・グレーディングを受ける為の提出はすべて、 www.PSAcard.co.jpにて入手可能なPSAの提出用標準申込書に基づく書面(随時改訂されるが、以下「提出用申込書」という)によるものとし、顧客の署名を必要とする。本カスタマー契約と提出用フォームの条項が、(提出用申込書で発注がされたか否かに関係なく)顧客のグレーディングの提出に適用され、当事者間の契約を構成する。

(c) 顧客は、PSAにカードの郵送、出荷、その他配送中の紛失、盗難、破損、損傷によりカードの損害に関するあらゆるリスクに備えて適切に保険をかける責任があり、かかるリスクを負担しなければならない。PSAにより付保されたカードについては、5条の規定が適用される。

2.PSAグレーディング手順

(a) PSAは PSAグレーディング基準と適時その時点で効力を有するPSAの手順に従い、顧客から提出を受けたすべてのカードにグレーディングを行う。

(b) 顧客は、かかるグレーディングは、主観的で、専門家の意見の行使を必要とする属人的な判断を含む為、随時変更される可能性があることを了解する。従って、下記の場合を除き、顧客は、PSAがカードに対して与えたグレードに関し、顧客その他の第三者に対して、PSAは責任も何ら負うものではないことに同意する。

(c) 顧客が、PSAがグレーディングしたカードが、PSAにより不適切なグレードが付けられている(過大又は過小なグレードであること)と信じる場合、下記の条件に従って、顧客は、以下の様なレビュー(見直し)の為に、いつでも、PSAホルダーに封入されたカードを提出することができる。

(i) 顧客が、PSAがグレーディングしたカードが本来より低いグレードが付けられていると信じる場合、そのレビューサービスにかかる費用は、www.PSAcard.co.jpに示された金額となる。かかるレビューに基づき決定されたグレードが、当初そのカードに付与されたものと同じか高い場合、PSAは、現在のグレードを反映しているカードを再びホルダーに入れて、顧客にそのカードを返却する。カードのグレードが従前より下回った場合、www.PSAcard.co. jpに記載のグレードと真正さの保証(以下「本保証」という)の条項が適用される。顧客は、PSAが、www.PSAcard.co.jpに本保証の改訂版を掲示することにより、随時、いかなる方法であっても、本保証を変更することができることを承認する。

(ii) 顧客が、PSAがグレーディングしたカードのグレードが本来より高い、誤っている、又は、偽造品であると考える場合、顧客は、本保証に従い、レビューの為に、かかるカードを提出することができる。もし、レビューサービスに基づき決定されたグレードが、当初そのカードに付与されたものより低い場合、PSAにとり受け入れ可能な形式を有する譲渡証書をPSAが受領し、それにより顧客が当該カードに関するあらゆる請求権を譲渡している場合は、PSAは、顧客に対して、(A)問題のカードに対して、当初付与されたグレードに基づく現在の市場価値(この場合、当該カードはPSAの所有財産となる)又は、(B)顧客の選択により、問題のカードに対して、新たに付与されたグレードに基づく現在の市場価値と当初付与されたグレードでの現在の市場価値の差額のいずれかを支払う。但し、PSAは、上記(A)及び(B)項に記載された顧客のオプションに代えて、かかるカードを保持し、当初グレーディングされたカードと同種でかつ同格のグレードを持ち、レビュー日より前にPSAがグレーディングしたカードとそれを取り換える権利を有するものとする。PSAは、また、レビュー費用、顧客がPSAにカードを送る際にかかった郵便代、送料を返還する。PSAだけが、カードの現在市場価値を決定しうるということは共通の認識とされる。本保証は、カードやPSAカードホルダーが、改ざんされている場合や、PSAがそのカードの状態がPSAの最初のグレーディングの後に劣化したと合理的に示した場合には、適用されない。本保証に従って提出されたカードについて、顧客は、PSAがグレーディングしたカードを購入したことが証明できるものを提出しなければならない。

(iii) 本保証は、そのカードの表記やグレードに関して、誤植や誤記といった類のエラーが認められるカードには適用されない。かかるエラーは、下記4条の規定に準拠する。

(d) その全ての商品とサービスに関して、上記の明示の保証は、その他のあらゆる明示、または、黙示の保証に代わるものである。商品性の黙示保証及び特定目的に対する適合性の黙示保証を含むあらゆる黙示の保証は、本書により放棄、除外される。

(e) 本第2条に記載の補償は、不適切なグレーディングがあったと判断されるカードについての顧客への唯一の救済であり、いかなる場合も、いかなる状況においても、また、法的又は衡平法上の理論に基づいても、PSAは、顧客又は第三者に対して、懲罰的損害賠償、間接損害、結果的損害、特別損害、付随的損害、逸失利益、損害又は損傷(これらには、人身傷害、肉体的損傷、物的損害、精神的苦痛、死亡、不動産又は資産の損害、事業中断による損害、遅延による費用等を含む)について責任を負うことはない。

(f) PSAは、(PSAの単独の裁量により決定したところによれば)顧客がカードを著しく過大評価していると判断した場合、そのカードのグレーディングを行うことを拒否する権利を留保する。加えて、もし顧客が当該カードを過少評価しているとPSAが判断した場合には、PSAは、PSAが決定するそのカードの公正な市場価格に基づいて手数料を請求する。

3 不正加工その他変造されたカード

(a) 本カスタマー契約の目的上、「不正加工」とは、トリミング、色の塗り直し、ブリーチ、パワーイレーサー(強力な消しゴム)を使用した修正、裏面の張り直し、その他のカードの外観、コンディション、又は内容を向上させる為に使用される修復方法を意味する。

(b) 顧客は、カードを不正加工しないこと、カードを何らかの方法で不正加工に関与しないこと、顧客が何らかの方法で不正加工を知るか、そう信じる理由があるカードをグレーディングの為にPSAに提出することに関らないことについて同意すると共に、カードにグレーディングを行うか否かの決定は、PSAの基準に従って、PSAによってなされることを了承する。また、顧客は、不正加工されたカードを見破ることは極めて困難であることを理解する。顧客は、PSAは、カードに不正加工の証拠があると、PSAが判断した場合には、そのカードにグレードを付与しないことを了解する。但し、PSAのかかる不正加工されたカードを拒絶する決定には、PSAのグレーディングの専門家のレビューを必要とする為、顧客は、本カスタマー契約書に記載の通り、PSAに提出された不正加工のカードについて、標準のグレーディング手数料を送金する必要がある。

(c) 顧客は、カードに不正加工することは、不正かつ不適当な行為であり、PSAに対して有害であること、そして、本第3条の顧客の義務は全て本カスタマー契約終了後も存続することを了承する。

(d) 顧客は、PSAは偽造カードにグレーディングを行わないことを了承する。但し、PSAのかかる偽造のカードを拒絶する決定には、PSAのグレーディングの専門家のレビューを必要とする為、顧客は、本カスタマー契約書に記載の通り、PSAに提出されたかかるカードについて、標準のグレーディング手数料を支払う義務がある。かかるカードは、ホルダーに封入されない。

(e) 顧客とPSAは、顧客がカードの「不正加工」に関与した場合には、PSAが回復不能の損害を被ることになり、カードの不正加工や本カスタマー契約書に基づく顧客の義務に違反するPSAへの不正加工カードの提出という義務違反行為に対して、PSAが損害賠償請求だけではなく、予備的又は最終的な差止めによる救済を受ける権利を有することに同意する。

(f) 不正加工されたカードに加えて、顧客は、カードに強力な汚れ落とし、人工的な調色、表面の損傷、表面の加工やPVCの損傷、その他外観に類似の損傷の痕跡がある、あるいは、真正に疑問があるとPSAが判断した場合、かかるカードに対してグレードを付与しないことを了承する。但し、PSAのかかる損傷のあるカードを拒否する決定には、PSAのグレーディングの専門家のレビューを必要とする為、PSAは顧客が支払った手数料を返還しない。

(g) 顧客は、PSAは一定のカードについてグレーディングを行わないことを了承する。PSAは、単独かつ絶対的な裁量により、顧客が提出したカードを却下し、グレーディングを行わない権利を留保する。PSAに提出されたかかるカードに対してグレーディング手数料は発生しない。かかるカードがホルダーに封入されることはない。

(h) 顧客は、もし顧客がPSAに提出されたカードが、(A)超音波で溶接されたPSAホルダー(以下「ホルダー」という)を開封、あるいは何らかの改ざんをして封入されているか、(B)偽造されたホルダーに入っているか、または、(C)偽造カードであることのいずれかに該当することを知っているか、それを知っていることについて根拠がある場合、直ちにPSAに通知を行う。顧客が所有するかかるカードは、直ちにPSAに送付されなければならない。当該カードが、偽造又は改ざんされたホルダーに封入されている場合、PSAは、(x)かかるカードをホルダーから取り除き、(y)期間に制限なく、かかるカードを保持すること等、適用法が要請する措置を当該カードに関して実行する権利を有する。

4 顧客の検査義務 

顧客は、PSAからグレーディングを受けたカードを受領したら、全てのアイテムを迅速かつ注意深く検査し、5営業日以内に、PSAに対し、受領物につき主張すべき不一致または誤りがあれば書面でこれを通知する。顧客は、カードの記載またはカードに付与されたグレードに誤植または誤記の類のエラーがある場合、PSAの費用負担で誤りを修正するため、当該アイテムを直ちにPSAに返却する。かかる誤りが存在するかどうかに関するPSAの判断は、最終的なものであり、拘束力を有する。

5. カードの紛失・盗難・破損

PSAが、PSAの所持または管理の間に、グレーディングのために顧客がPSAに提出したカードが紛失、盗難、または破損したと単独の裁量により決定した場合、本第5条の規定に従って、PSAは顧客に対し補償を行う。PSAによるグレーディング済みカードの紛失または盗難に対しては、PSAは、そのカードの現在の市場価値と同額を顧客に支払う。(PSAの単独の裁量で決定したところにより)PSAによるグレーディング済みカードの破損の場合、PSAは当該カードを再度グレーディングし、PSA が破損させたカードと同種類・同グレードの未破損カードの市場価格と、破損カードの市場価格との差額と同額を顧客に支払う。PSAによるグレーディングがされていなかったカードの紛失または盗難に対しては、PSAが誠意を持って決定したカードの価値を顧客に支払う。PSAによるグレーディングがされていない破損カードの場合、PSAは破損したカードをグレーディングし、未破損であれば有する市場価格と、カードが破損したと判断された当日の破損カードの市場価格との差額と同額を顧客に支払う。本第5条の目的上、カードの市場価値は、PSAにより誠意を持って決定される。いかなる場合も、本第5条に従って決定されたカードの市場価値が、提出用紙に反映された当該カードの付保価格を上回ることはない。本第5条に記載された救済方法は、紛失、盗難又は破損したカードの唯一の救済方法となる。PSAは、顧客又は第三者に対して、事業中断による損害、遅延による経費、又は、逸失利益等の間接損害、結果損害、特別損害その他派生的損害に対していかなる責任も負わない。

6. PSAカードホルダー

(a) 顧客は、PSAホルダーを壊し、開封した場合、直ちに、PSAに対して、PSA認定ラベルを返還し、そのカードホルダーを破壊するものとする。PSA認定ラベルは、常に、PSAがその所有権を保持続ける。顧客が完全に封入されていないホルダーを入手した場合、顧客は直ちにそのホルダーをPSAに返還するものとする。

(b) 顧客は、PSAカードホルダーを壊してカードを取り出すことは、目の負傷などを含む人身傷害の危険とカードを破損する危険があることを了解し、同意する。PSAは、顧客又は第三者に対して、PSA カードホルダーのこじ開けから生じる人身傷害又はカードの破損に対していかなる責任も負わない。

(c) もしカードが、不注意により、または意図的にPSAカードホルダーから取り出された場合、顧客とPSA は、PSAによるグレーディングがなかったカードとして扱うものとし、顧客は、そのカードは今後グレーディングの対象外となることに同意する。PSAは、そのカードが以前付与されたグレードを得るために提出されたとしても、そのカードに対して付与する義務はなく、以前PSAカードホルダーに封入されていた期間に適用した保証はもはや適用されない。

7. 譲渡禁止 

本カスタマー契約に基づく顧客の権利および義務は、PSAの事前の書面による同意なしに譲渡することはできず、上記に違反する譲渡行為は無効となる。

8. 契約解除 

各当事者は、5日前までに書面による通知をすることにより、本カスタマー契約を解除する権利を有する。

9.補償 

本カスタマー契約書における記載に拘らず、顧客は、PSA、その株主、役員、取締役、従業員、代表者、エージェント(以下「被補償人等」と総称)を、あらゆる要求、請求権、訴訟その他の手続きやあらゆる債務、経費、支出から補償、免責、防御するものとする。かかるものには、3条において言及された不正加工のカードの提出から発生する損害、費用、経費又は債務などの本カスタマー契約に基づき顧客が履行すべき義務の懈怠から発生する合理的な弁護士費用、主張される違反の請求権に関する調査の費用、出費を含む。

10.雑則

(a) 通知 本カスタマー契約に基づいて定められた、または必要な通知は書面で行うものとし、書面をPSAに直接届けた時点、あるいは日本国内における郵送の場合(下記の住所または通知された本条項の必要条件を満たすその他の住所宛て)には投函から3日目に書面が受領されたとみなす。

PSA宛て:

〒103-0027

東京都中央区日本橋2-1-3

アーバンネット日本橋二丁目ビル

エキスパートオフィス東京10階

顧客宛て:

本カスタマー契約書署名ページに記載された住所

いずれの当事者も、その他の手段(手交、宅配便、メッセンジャー・サービス、ファックス、電子メール等)を用いて本カスタマー契約に基づく通知、要請、要求、請求、その他の通信を行うことができる。しかしながら、かかる通知、要請、要求、請求その他の通信は、対象の当事者が実際に受領するまでは、適切に通知されたとはみなされない。

(b) 準拠法、紛争解決、管轄及び弁護士費用 本カスタマー契約は、米国カルフォルニア州において締結されており、当事者は、法の抵触の原則に関係なく、カリフォルニア州の実体法に準拠し、解釈されることを意図している。当事者は、本カスタマー契約の条項を執行する為やその他本カスタマー契約に関連して発生する法的手段に関して、カリフォルニア州の裁判所に属人的裁判管轄があることをここに同意し、かかる訴訟を提起する場合は、カリフォルニア州オレンジカウンティにある州上位裁判所、及び、適用ある場合は、連邦裁判所が、唯一の管轄裁判所となることに同意する。勝訴した当事者は、あらゆる合理的な範囲での弁護士報酬、費用等を回収することができる権利を有しており、そこには、本カスタマー契約がなければ費用として回収できないものも含む。

(c) 権利不放棄 PSAが本カスタマー契約のある条項につき厳密に執行しなかったことは、PSAが有する本カスタマー契約のその他の条項を強制執行する権利、またはその後の事例において当該条項を強制執行する権利の放棄にはならない。本カスタマー契約書に明確に記載されている場合を除き、これら権利、救済、及び利益は累積的であり、ここに示された当事者が本カスタマー契約上他に保有する可能性のある権利、救済、利益を排除しない。

(d) 見出し 本カスタマー契約書の条項への見出しは、参照の便宜のためにのみ挿入されており、本カスタマー契約の一部を構成したり、本カスタマー契約の意味または解釈に影響を与えることを意図していない。

(e) 不可抗力 各当事者は、その当事者の適切に履行する義務が専ら不可抗力事由により不履行となった場合、本カスタマー契約に基づき当該当事者に求められる履行日を延長する権利を有する。「不可抗力事由」とは、天災、暴動、戦争、社会不安、敵対火、洪水、地震、サービスの中断(交通、水道電気等の公共サービス等)、その他当事者の合理的支配と期待を超える事由(機械、電気又は通信上の不具合、但し、当事者の財務状態や過失により惹起された不履行を除く)、又は、上記の理由により必要な労働力、原材料、設備や製品を得ることができないことを指す。

(f) 完全合意/書面による修正 本カスタマー契約は、本カスタマー契約の主題に関する当事者間の完全な合意を表し、かかる主題に関するPSAと顧客間の全ての従前の合意に優先し、いかなる従前の了解事項や慣習、取引の過程も、当事者に対して拘束力を持たない。本カスタマー契約は、本カスタマー契約の両当事者が署名した書面による法律文書によってのみ変更可能である。本カスタマー契約に基づく権利の放棄は、その権利を放棄する当事者が署名した書面または法律文書において行われない限り、効力を生じない。

(g) 分離条項 本カスタマー契約に含まれる条項が、いずれかの法管轄下において、無効、違法、または執行不能である場合でも、かかる無効、違法、執行不能は、本カスタマー契約における各当事者に不利益をもたらすことはない。そして、当該法管轄下における無効、違法または執行不能は、法律が最大限許容する範囲で、他の法管轄下において、当該条項を無効、違法、執行不能とせず、本カスタマー契約の他の条項に影響を与えないものとする。